ガザスタッフからの声(11/8)
- コラム
11月7日時点でガザスタッフ6人の無事を確認できています。11/2の緊急集会では、ガザスタッフへたくさんのメッセージをお寄せいただきありがとうございました。ガザスタッフ一同、感謝しております。引き続き温かいご支援のほど、よろしくお願いいたします。
11月8日
ユシフから(11/7夜中)
・幸い私含めて家族は無事です。即時停戦を心から願っています。明日(11/8)には近隣住民の方が生活用水を供給してくれる予定です。私は飲料水を配れるように朝から動く予定です。しかし、水を利用できるようにするには、いろいろと困難がありそうです。
・今日私は掃除道具、シャンプー、石鹸、ティッシュ、トイレ用道具などを300シェケル(約12,000円)で購入しました。これも一週間あまりで使い切ることになりそうです。通常価格よりかなり高いです。またお店の在庫もほぼなくなっています。
・毎日、家族や姪っ子のために動き続けて疲労は極限状態ですが、この悲惨な状況下で人間としてするべき当然のことをしているだけです。
・料理用のガスもあと少しで使いきります。在庫はお店で売っていないため、原始的に火を自分で起こすになるでしょう。多くのものが不足していますので、常に何で代替できるかと考えています。私の自宅周辺で支援物資を配っている団体もありますが、私は受け取っていません。私よりももっと困窮している世帯が受け取っていただきたいです。
・私も緊急支援の手伝いをいち早くして、周りの人達の力に少しでもなりたいと切望しています。
サハルから
・私もタグリードも何とか無事です。私は姪っ子や甥っ子に物語を読み聞かせたり、パンを焼いたり手で洗濯したり、電気なしでもなんとか生活しています。笑顔を忘れていませんよ。
シャディから
・現在も私のガザ市の自宅周辺はイスラエルの戦車により無差別な砲弾が続いています。今はハンユニスの両親宅なので比較的安全ですが、自宅や自宅近くの病院が心配です。
・私たちが畜産事業でお世話になっている獣医さん2名と連絡がつきました。彼らも無事でハンユニスにいます。羊農家の皆さんから、この緊急事態に羊のケアをどうしたら良いか電話が頻繁にかかってくるそうで、未だに親身にアドバイスをしてくれています。私たちも獣医さんに大変感謝しています。
ガザの人たちは今も被災した市民同士で協力しながら、この瞬間を生き延びようとしています。どうかガザの一般市民がおかれている極限状態を超えた現状を一人でも多くの日本の皆さんに知っていただき、即時停戦に向けて連帯の輪を広げていただけますと幸いです。引き続きお力添えのほど、よろしくお願いいたします。