マルハバ!ラマッラー駐在員のパレスチナ日記#5
- コラム
マルハバ!(こんにちは)
3月からパレスチナ・ヨルダン川西岸地区の中心地ラマッラーに駐在している吉田です。これからパレスチナでの生活や現地の状況について様々な観点から発信できればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!
初回となる今回は、事務所周辺にあるレストランについて紹介します。
パルシックの事務所は、ラマッラーの中心部から徒歩10分の場所に位置しており、ランチタイムには外食に出かけています。ピザやファラフェルサンドといった軽めのランチから、しっかりとお腹にたまるマクルーベまで、その日の気分でランチタイムを楽しんでいます。
「ひっくり返したもの」という意味の伝統料理マクルーベ。夕飯用に持ち帰り用の入れ物をもらい、食べきれなかったご飯を持ち帰っています
ハンバーガーやベーコンサンドがありました。ラマッラーでは豚肉が食べられる場所がわずかながらあります
本格的なパッタイが食べられるアジア料理屋さんが近くにあります
仕事終わりに、特大ピザとワインで花金ならぬ花木をしました。(パレスチナでは金曜日と土曜日が休日です)
(”Palestine breakfast”を注文して出てきた朝食メニュー。お店によって多少中身は異なるようです)
こちらの”Palestine breakfast”は、写真の①~⑪の具材やスパイスを⑦ピタパンにディップしたり挟んで食べます。
①ソラマメのディップ
②⑦のホムス(パン)に⑩ザータルを一緒につけて食べるためのオリーブオイル
③バター
④ラバネと呼ばれる水切りヨーグルト
⑤ホンモス(ひよこ豆をすり潰し、ニンニク、練り胡麻、オリーブオイル、レモン汁などを加えてすり潰し、塩で調味してペースト状にしたもの)
⑥ナブルスチーズ(厚揚げのような見た目ですが、硬くて塩辛いチーズです)
⑦ピタパン(主に中東で主食であるパン)
⑧トマト煮込み
⑨いちごジャム
⑩ザータル(中東料理には欠かせないハーブスパイス)
⑪スクランブルエッグ
辛いナブルスチーズを食べた後にラバネやイチゴジャムを食べると、ちょうどよい塩梅で、色々と試しながら食べ合わせを楽しみました。
赴任してもう少しで一ヶ月が経ちますが、美味しい料理とおしゃれなレストランやカフェのおかげで食には困っていません。予想していたよりも様々な料理を楽しむことができ、今後も開拓は続きそうです。しかし、外食の価格は決して安くはありません。一食1500円程もよくあります。少しずつ生活環境を整えて時にはお弁当を持参してやりくりしていきたいと思います。
またラマッラーにはカフェがたくさん立ち並び、シーシャ(水たばこ)を楽しむお客さんで賑わっています。こちらに来てまだ一度しかシーシャをしていないので、これから様々なフレーバーのシーシャを試してみたいと思ってます。
(西岸事務所 吉田)