レバノンの山田君 ~インターン日誌~ Vol.1 自己紹介
- コラム
はじめまして、私の名前は山田蒼太です。半年間インターンシップ生としてレバノンでのシリア難民支援事業に関わらせていただきます。私は大学で難民問題について研究しており、シリア難民の生活や置かれている立場を本からではなく実際に見て知りたいという強い思いを持っていました。学生NGOに所属していた経験を活かして頑張ります!また、日本に戻った時に、少しでも多くの人に難民問題について知ってもらえるよう、出張授業などをする機会を作りたいと考えています。なので、ただボランティアをするだけではなく、自分の経験をどう伝えていけばいいか、何を伝えたいのか、日々考えながら目の前の問題に取り組んでいきたいです。
個人的な印象として、レバノンはとても不思議な国です。キリスト教の教会の真横にイスラム教のモスクがあったり、英語音声のハリウッド映画にフランス語とアラビア語2つの字幕がついていたり。かつての内戦によって破壊された建物がそのまま保存されている場所があると思いきや「中東のパリ」と呼ばれるほどきれいでおしゃれな地域があったり。また、人口当たりの難民の割合が世界で最も高い国でもあります。実際街を歩いていると、道路で花売る少女や物乞いの方を多く見かけます。難民だけでなく、東南アジアやアフリカ系の人びともたくさんいます。様々な宗教、言語、国籍が入り混じっているので、色んな文化を体験することができそうです。まだ友達がいないので、まずは友達を作るところから始めたいと思います。(笑)
左がブルーモスク/Blue Mosque、右奥がセント・ジョージ・マロニエ教会/St. George Maronite Cathedral。日本でいう浅草寺の横に浅草神社が隣接しているのと、同じような感覚でしょうか?
(インターン 山田蒼太)