インターン黒沢 東ティモール日誌Vol.10 首都ディリでの休日 ~with 日本人編~
- コラム
Botardi!こんにちは、インターンの黒沢舞衣です。
先日東ティモール人の友人と過ごす休日を紹介したので、今回は日本人の方と過ごす休日について書きたいと思います。私は首都ディリで日本人と休日を過ごす際は、ソフトボールに参加したり、レストランやカフェに行ったり、マリーンアクティビティを楽しみます。
東ティモールにいる日本人の数は、他の国よりも少ないように感じます。そして住んでいる方の多くは、東ティモールで仕事をしている人かその家族です。歳の近い大学生は、私を含め4人しかいません。特に今はコロナ禍で青年海外協力隊の派遣が停止されているため(*)、普段よりも日本人の人口は少なく、長く住んでいる方々はお互いを見知っているそうです。
日本人の方々と交流する場として、毎週日曜日の朝行われているソフトボールがあり、私も時間があるときに参加しています。毎回10人から20人ほどの、大使館やNGOなどで働く人などが集まって、初心者も経験者も関係なくプレーができるのが楽しいです。
また私は、ピースウィンズ・ジャパンでインターンをしていた大学生の方とディリで知り合い、よく一緒に食事に出かけていました。レストランでの食事の単価は5ドルから15ドルほどと日本とあまり変わらないのですが、東ティモール人たちは高いと言って行かないので、レストランで誰かと食事をしたいときは日本人を誘う必要があります。いつも私は自炊をしているので、たまに食べる美味しい料理はご褒美です。私のおすすめは「mie doben」のミーゴレンという麺料理と「jeitu burger」のハンバーガーです。
どちらの店も事務所から近く、歩いて行けます
10月には、東ティモールでインターンをしている大学生3人で、ホエールウォッチングに行きました!「Tasi feto (女性の海)」と呼ばれる、東ティモールの北側、アタウロ島との間の海には、この時期にクジラが通るそうで、いくつかのダイビング会社がツアーを催行しています。 私たちは参加者4人とガイドの小規模なツアーに参加し、朝7時から6時間かけて、海を東側に進み戻ってきました。私は開始早々船酔いをしてしまい、もうダメだと思ったのですが、なんと!ようやく回復をしてきた頃に、クジラを見つけることができました!その後も何匹もクジラを目撃することができ、潮を吹きながら泳ぐクジラの横を並走できました。ダイビングライセンスを持っていれば、クジラの近くまで潜ることも可能だそうで、いつかダイビングをマスターして、ティモールの海をもっと楽しめたらと思いました。
(*)青年海外協力隊の派遣は2023年1月から再開されました。
私は人生で初めてクジラを見たのですが、その大きさと迫力は感動的でした