クラウドファンディングへのご支援、ありがとうございました!!
- 活動レポート
パルシックは、6月17日から7月31日まで、戦闘を逃れ森へ逃げた国内避難民に、雨をしのぐためのブルーシートを届けるクラウドファンディングに挑戦しました。
151名もの方から1,226,000円のご寄付をいただき、無事に、目標金額を達成することが出来ました。ご寄付くださった皆さま、また、SNSなどで情報の拡散にご協力くださった皆さま、本当にありがとうございます。
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戦闘から避難するミャンマーの人びとに雨風をしのぐブルーシートを届けたい!
この地域にはこれまで、国際機関からの支援も、NUGからの支援も、もちろん政府からの支援も、まったく届いていませんでした。だからこそ、今回のクラウドファンディングに現地からは大きな期待が寄せられており、達成できなかったらどうしよう……と、とても不安でした。
今回無事に目標金額を達成できて、支援してくださった皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。
いただいたご寄付は、すぐに現地に送り、既に50枚、ブルーシートを配付し終わりました。目標金額(100万円)を超えるご寄付をいただきましたので、ブルーシートの購入枚数を当初予定の150枚から180枚に増やすことができ、残り約130枚をこれから購入して配付する予定です。
ブルーシートは、簡易住居の屋根や壁だけでなく、水溜めや、部屋の間仕切り、床に敷くマットなど、あらゆることに使用します。
雨期の今、本当に助かりました。
ブルーシートを張った国内避難民の小屋
ブルーシートは屋根・壁などいろいろな用途に使えます
クーデターから既に3年半が経過しましたが、多くの方がミャンマーの人びとに思いを寄せて、寄付という形でプロジェクトに参加してくださったことを、心から嬉しく思います。
海外に逃れたミャンマー人からの寄付に頼っている現地の人びとにとって、だんだんとその寄付額が減っている現状は、自分たちが忘れられている、という気持ちにも繋がっています。そのため、私たちを忘れないでいてくれて嬉しいという声も多く聞かれます。
今回、日本から、これだけ多くの方が忘れないでいてくれているということを、伝えることが出来ました。ありがとうございます。
ブルーシートを受け取る避難民の女性
ミャンマーにおける国内避難民数は増え続けており、今もなお戦闘は続いています。
どうか今後も、一緒にミャンマーの人びとを支えていただけると嬉しいです。
(東京事務所)
*この事業は、皆さまからのご寄付で実施しています。