能登地震レポート 能登を応援していただいている方々へ
- 活動レポート
能登事務所に、5月から新たなスタッフが加わりました!今日は、能登で生まれ育ち、能登のために出来る支援を続けたいとパルシックの仲間入りをしてくれた岡さんのレポートをお届けします。
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今年5月のゴールデンウィーク明けから、パルシックの一員として活動を始めました。私は能登で暮らしていましたが、今年1月1日の能登半島地震で被災し、職場も再建不能になりました。
震災直後の避難の様子
震災直後は、親せき家族たちと共に避難生活を送りながら、支援団体や知人、能登を心配した方からの物資を、近所や避難所・集会所などに届け、ニーズを聞き取り、次回の物資内容に反映してもらうという活動を1か月間していました
親せき家族たちと1月6日から始めた物資配布
その後、自分の生計を立て直すために県外へ避難しましたが、ライフラインが整うタイミングで地元に戻ろうと、能登での仕事を探している時に知ったのがパルシックです。
ここで働きたいと思った理由の一つは、パルシックでなら少しでも自分が生まれ育った能登の為に、何か貢献出来るのではと考えたからです。
自身も被災者ではありますが、私以上に大変な方々が大半で、自ら声には出さないけれど、まだまだ助けを必要とされている方が多くいます。
私一人で出来ることには限界があり非力ですが、被災地の現状や声を伝えることはNGOでの勤務経験がない私でも出来るかもしれないと思ったのです。
1月7日に届けた物資は住民たちが仕分け
現在は、主に支援物資の調達・配布、居場所やコミュニティの場所づくりとして、仮設の集会所や公民館でイベントとカフェの運営などに携わっていますが、初めてなことがほとんどで、いつも手探り状態。周りの皆さんに助けていただきながら日々勉強しています。
ボランティアで来られたヨガの先生とパルシック「ちょっこりカフェ」でコラボ
パルシックの活動は奥能登各地へ足を運ぶことも多く、住民の方に「ありがとう」と声を掛けていただきます。
それは一被災者である私も同じ気持ちで、能登を助けてくれている方に、震災当初からずっとお礼が言いたいと思っていました。
ボランティアの方が企画した流しそうめん!町外から来られるボランティアの調整も担っています
珠洲市大谷小学校で開催した「ちょっこりカフェ」の様子(写真右が私です)
皆様には本当に感謝しかありません。
震災直後はみんなが不安と絶望の中でした。
しかし、そこから前を向けたのは、多くの方からの温かいお言葉と支援のおかげです。
まだ余震も続く能登に足を運び、活動されている方は勿論、能登に関わり能登のことを少しでも想ってくれている全ての皆様に、この場を借りて心から深く感謝申し上げます。
ありがとうございます。
これ以上、各地で大規模な自然災害が起こらないよう願いながら、能登は今日も頑張っています。
(能登事務所 岡宏好)
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