能登 大雨災害レポート おにぎりの炊き出しと重蔵神社の物資配付
- 活動レポート
9月23日(月)は、朝8時から輪島市河井町にあるレストランmebuki -芽吹-で、炊き出しのお手伝いに行きました。
おにぎりを作る様子 混ぜる係、ラップ係、はかる係、握る係……と分担しながら進めます
輪島市からの要請を受け、避難所向けに1,600個(800人分)のおにぎりを握りました。芽吹さんは、地震発災の翌日から炊き出しを続けてきたグループが8月にオープンしたレストラン。輪島で被災した飲食店を中心に集まったメンバーが現在は芽吹の料理人やスタッフとして働いており、その時に築いたチームワークを活かし、今回の豪雨災害でも着々とおにぎりを作っていきます。
握ったおにぎりは避難所ごとに仕分けしてお届け
おにぎりを握り終えると次に重蔵神社に向かい、午後の物資配付の準備を進めました。今回の豪雨対応での物資配布は、重蔵神社さんの呼びかけで物資が全国から集まっており、パルシックのスタッフはこれまでの物資配布の経験を活かし、物資の仕分けや配付、ボランティアで来られた方々の調整などを行っています。元々は21日が配付日でしたが、大雨の影響で23日に延期し、日本全国から集まった物資から食料を中心に配付しました。
物資配付は24日、25日も実施し、24日は日用品を中心に、25日は食料や日用品に加え、水害被害があった方にスコップやゴム手袋、水はけ、土嚢袋などを配付しました。また、必要な方には高圧洗浄機の貸し出しも行いました。
重蔵神社、特定非営利活動法人共生地域創造財団や、地元や県外から来たボランティアの皆さんと物資配付しました
日に日に全国から集まる物資が増え、ボランティアも集まってきて、これまでの繋がりや支援の輪が、発災直後から活かされています。
重蔵神社には、Amazon欲しいものリストや個人から送られてくる物資が連日届いています
また、おにぎりの炊き出しでも物資配付の準備をしていても、いつも能登の人の温かさを感じます。食材が足りない中、「せっかくなら2種類違う味のおにぎりを食べてもらいたい」と各避難所のおにぎりを計算しながら仕分けしたり、倉庫の浸水や自宅の断水など自身も被災されているにも関わらずボランティアに来たりと、誰かを思いやる気持ちや優しさに触れる瞬間が度々ありました。
慌ただしく過ぎていく時間の中、じんわりと人の優しさが染み入り、能登にボランティアに来た方が「逆に元気をもらった」、「また能登に帰ってきたい」と言うのはこういうところなのかなと感じています。
(能登事務所 小栗清香)
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