パレスチナ西岸 ボランティアと農家をつなぐ1000本のオリーブ -1
- 活動レポート
西岸地区ナブルス県にあるジャマインという町で実施しているオリーブの植樹事業では、1,000本のオリーブを植樹します。
2017年1月14日を植樹の日と設定し、近隣の大学や町役場に呼び掛け、植樹を手伝ってくれるボランティアさんを募集しました。一方、農家さんたちは植樹の日に向けて土地を整備し直し、オリーブの木を一本一本植えるための穴掘りを行うなど準備に励みます。しかし、パレスチナの冬の天気は気まぐれで、12月半ばから雨が断続的に続き、準備作業を翻弄しました。激しい雨で土がぬかるみ、川のようになって、植樹用の穴掘りが思うように進みません。植樹の前日までかけてやっと穴の準備を終えた農家さんもいました。
放置されていた土地を、今回オリーブの植樹に向けて農家さんが整備
植樹前日。北部のカルキリヤから樹齢2年の元気なオリーブの苗を調達
地元の農協メンバーや農家さんの子どもたちも手伝って、前日に苗木配布
そして迎えた1月14日、植樹当日。
朝早くの集合にも関わらず、49名のボランティアさんの姿がありました。ナブルスにあるナジャ大学の環境クラブやボランティアサークルの学生グループ、日本やインドからの留学生など、様々な方が参加してくださいました。
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(パレスチナ事務所 廣本)