デニヤヤの雨季(6~8月頃)に旬を迎える果物
- 活動レポート
こんにちは。スリランカ・デニヤヤインターンの下里真以です。
デニヤヤは先週までしばらくの間、雨の日が続いていましたが、今週に入り晴れの日が増えてきました。
紅茶の茶木のことを考えると、溜まりがちな洗濯物にも適度に雨が降ってほしいなあと思う毎日です。
さて今回は、デニヤヤの雨季(6~8月頃)に旬を迎える果物を紹介したいと思います。
まず、ランブータン。
エクサメンバー宅で出てきたランブータン
6、7月が旬。農家をはじめたくさんの家庭で栽培されており、路上に出店している小さなお店でもよく売っています。
外側のイボイボの皮を剥き、中の実だけを食べます。実の中心には種があり、それにランブータンの果肉がくっついているので種を壊さないように果肉だけをはがしながら食べます。
このランブータン、ナイフなど使わずに手だけで食べる事ができるため、旅のおともに最適。
旬の時期に出没する露店
こんな感じで道端に良く売っています。
バスで隣の席に座った知らないおばあさんがランブータンをくれたこともありました。
黄色のランブータン
通常のランブータンは真っ赤な色ですが、こちらの写真はあまり見かけることのないレアな黄色のランブータンです。地元では美味しいと評判!私も黄色のランブータン、大好きです。
次にドリアン、7月が旬です。
ドリアンを切る現地スタッフのソーマラットさん
果物の王様と呼ばれるドリアンは、スリランカでは値段も王様級!
日本円で1個400円ほどです(外食2~3回分に相当します)。
農家さんによるとムスリムの商人にドリアンの木を貸し出すことがあるそう。
木の貸し出しってなかなか聞かない言葉ですよね。
食物繊維がたくさん含まれているため、スリランカでは夜に食べることで翌日の便通が良くなると考えられているそう。そのため、ドリアンの香りと共に就寝することもしばしば(笑)
食感は生クリームのようにクリーミーで、癖になります。
続いて、アボカド。
7月から9月頃にかけて食卓に並びます。値段はなんと1個あたり10円以下!スリランカにはいろいろな種類のアボカドがあるそうですが、デニヤヤで見られるのはこちら。
エクサメンバー宅のアボカドの木
写真が見にくくて申し訳ないのですが、
日本でよく見るメキシコ産のアボカドと違い、ラウンド型でグリーン。
その他にも皮が赤みがかったとても貴重で美味しいアボカドもあります。
ホームステイ先のお父さんがもらってきた赤いアボカド
緑のものと比べると、食感が柔らかい気がします。
日本では、サラダとして食べることが主流のアボカドですが、スリランカでは砂糖またはキトゥルパ二(孔雀椰子の糖蜜)をかけてデザートとしていただきます。
最後に、ホームステイ先の庭の木にマンゴーの実がなりはじめました!
実がついたばかりで小さいマンゴー
まだ実がついたばかりで小さいですが、12月、1月頃には食べられるそう。
日に日に大きくなっています。早く大きくなってほしいです!
デニヤヤの茶畑にはこの他にも紹介しきれないほどの果物やスパイスがあります!
日本はだんだんと冬に近づき、寒くなっていると聞いていますが、そんな冬に向かうこの時期にこそぜひ、パルシックの有機ルフナ茶で温まり、南国の肥沃なスリランカの地に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
以上、デニヤヤからでした。
(デニヤヤインターン 下里 真以)