サリーリサイクル事業 ムライティブにも拡大して活動中
- 活動レポート
2012年からジャフナで始めたサリーリサイクル事業は、2015年4月から事業地を隣県のムライティブにも拡大して、活動を続けています。内戦や津波で家族を失った寡婦世帯を対象に、ミシン、縫製のトレーニングを提供し、スリランカ全国から集めた古着のサリー(注)を女性たちが新しい商品にリメイクするこの事業。縫製に参加する女性たちの生計向上につながるだけでなく、サリーの寄付、そして出来上がった製品の販売を通して、異なる民族の女性たちの交流の輪を広げることも目指しています。
商店で販売されているサリー。こちらは日常着るカジュアルな素材のもの
縫製指導の先生とともにできあがった商品の確認をする女性たち(ウドゥトゥライ村)
手縫いの研修の様子(トゥンパライ村)
(注)サリーはスリランカで女性が着る民族衣装で、約5.5メートルの布をひだにして体に巻き付け着用します。式典で正装として着られる他、役所の職員や学校の先生たちにも日常的に着られています。
▼ このプロジェクト、SariConnection の公式Facebookにいいね!して応援してください♪ (英語)
https://www.facebook.com/SariConnection
▼ JICA Sri Lanka のFacebookでもご紹介いただきました!(英語)
https://www.facebook.com/jicasrilanka/posts/970770142954400
(ムライティブ事務所 伊藤文)
(この事業は、JICA草の根技術協力事業パートナー型の支援を受けて実施しています。)