大豆スナックが商品化されました!
- 活動レポート
以前ご紹介した女性グループの活動の続編です。
バナナチップスの加工トレーニングを受け、活動をスタートしたルスラウグループ。たくさんあると感じていたバナナも、商品として販売するためには、それよりももっともっとたくさんのバナナが必要だということを実感し、コストを抑えるためにはどうしたらよいか、課題と向き合い改善策を考える毎日でした。
そんな中、ひょっこりと出てきたのが大豆のお菓子。メンバーの一人がそら豆チップスの砂糖がけを応用して、バナナチップスを作る資材を使い作ったものです。ルスラウグループを訪問した際、お茶菓子として出されたその大豆スナックがとても美味しくて大絶賛したところ、訪問するたびに出してくれるようになり、もしかしたら商品として売れるのでは?と話すようになりました。考えてみると、どこのお店にも大豆のお菓子は売っておらず、まさに新商品だったのです。思い立ったが吉日、内容量は?パッケージは?と早速考え、商品化に至りました。
女性グループのほかのメンバーや、ディリに持ち帰って試食してもらった感想は、なかなかのもの。そら豆と違い粒の小さい大豆は、皮をむかずにそのままを丸ごと使用、歯ごたえがあり栄養満点の美味しいお菓子ができました。今回のパッケージデザインは、絵の上手なパルシックスタッフのフェルナンドにお願いし、ティモール色たっぷりのオリジナルパッケージになっています。
下茹でしたほうが美味しいのでは?硬すぎるのでは?と、まだまだ試行錯誤の日々ではありますが、ルスラウグループの女性たちは張り切って頑張っています。何より、自分たちで考え、商品化に至ったことで、彼女たちの大きな自信につながったのではないかと感じています。いつも笑いが絶えず、おしゃべりな女性たち。私もここを訪問するたびに、元気をもらっています。
大豆スナックを計量している様子
大豆を揚げている様子
大豆スナックのパッケージ