女性グループのネットワーク化に向けて
- 活動レポート
2013年10月から始まった農村女性による生計向上事業は、5年の事業期間の前半を終了しました。事業後半に向けて、各グループの活動や収入の現状を精査し、原材料調達や特産品生産・品質・販売状況、持続可能性といった各グループの課題について検討しました。引き続き、対象に選んだ6県16のグループと品質改善や所得向上に向けた運営改善に取り組みます。また、一部商品はディリ市場、国際市場へ出荷をし、安定した加工生産を軌道に乗せます。
2016年の生産計画を作成
共同出荷について活発に意見交換する女性たち
今後は、女性グループのネットワーク化という大きな目標に向け、各地で材料調達から出荷、販路開拓まで個別で行ってきたことを、共通の課題、例えば、品質のよいパッケージの調達、商品の一時集積・保管場所や首都・ディリまでの運搬手段、商品の安定供給等を協力して行う、共同出荷のシステムの確立を目指し、各方面との調整を開始します。
9月には、女性グループ特産品の統一ブランド「アロマ・ティモール」の立ち上げを予定しており、東ティモールらしい手作りのオーガニックでヘルシーな特産品を新パッケージでお披露目する予定です。お楽しみに。
新商品!ハイビスカスティの花
ハーブティー アロマ・ティモールの新パッケージ。5色のキューブ型になります!
(東ティモール事務所 伊藤淳子 林知美)