【9.13オンライン開催】ミャンマー危機はなぜ終わらないのか
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2021年2月のミャンマーにおける軍事クーデター発生から2年半が経ちました。国軍による弾圧は今もなお続いており、殺害された市民は3,912人を超えました。クーデター以降に軍の暴力を避け、国内で避難している人は159万人を超え、クーデター前から避難している人も含めると、192万人以上が国内避難民となっています。殺害された人や避難者の数は、今もなお増え続けています。
パルシックは、クーデターの起きた2021年から、ミャンマーにかかわりのある方をお招きして講座を開催してきました。2023年度ミャンマー講座第4回は、京都大学東南アジア地域研究研究所・准教授の中西嘉宏先生にお話しいただきます。
2021年のクーデター以降混乱が続くミャンマー。 どうして危機は収束しないのか。本講座では、クーデターが起きた原因から説き起こして、危機が続く理由についてさまざまな角度から検討します。
開催概要
日時:2023年9月13日(水)19:00~20:30
場所:オンライン(ZOOM)
講師:中西嘉宏さん(京都大学東南アジア地域研究研究所・准教授)
参加費:参加費:①無料 ②ミャンマーへの寄付つきチケット1口500円(2口以上のご寄付はチケットを口数分お申込みください。)
*活動費にできるだけ多く回すため、今回の寄付つきチケットの寄付額については領収書をお送りしません。領収書が必要な方は、ご連絡ください。
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
スピーカーのご紹介
中西嘉宏さん(京都大学東南アジア地域研究研究所・准教授)
東南アジア政治研究を専門とする。大学院入学以来、主にミャンマーを対象に、政軍関係、民族・宗教紛争、司法政治、アジア外交、英領ビルマの国家建設などについて研究してきた。著書にStrong Soldiers, Failed Revolution (National University of Singapore Press)、『ロヒンギャ危機―民族浄化の真相』(中央公論新社)、『ミャンマー現代史』(岩波書店)など。京都大学・博士(地域研究)。