【11.27オンライン開催】<ミャンマー講座2024> 写真家が見た、ミャンマーで生きるロヒンギャ
- イベント
「世界で最も迫害されている少数民族」といわれるロヒンギャの人びと。彼らは母国ミャンマーで長年に渡り深刻な差別や弾圧に苦しめられてきました。2017年の国軍による虐殺では24,000人以上が殺害され、隣国バングラデシュの世界最大規模の難民キャンプで暮らす100万人近い人びとは、7年経った現在も故郷へ帰還できる見通しは立っていません。
それどころか彼らの故郷ラカイン州北部では、2021年2月のミャンマーでの軍事クーデター以降、ラカイン族の武装組織アラカン軍の侵攻や国軍による強制的な徴兵により「第2のロヒンギャ虐殺」ともいえる事態が起きています。しかし今や、国際社会の関心すら持たれなくなっているのが現状です。今回のミャンマー講座では、写真家の新畑克也さんにロヒンギャやラカインの人びとについてお話しいただきます。
新畑さんより
私は2010年4月に当時タン・シュエ将軍による軍事政権末期であったミャンマーを初めて訪れました。そして急激な民主化や経済成長が進む中で旅先で出逢う人々の変わらない温かさや美しい文化に魅了され同国を度々訪問し写真を撮り始めました。2015年10月からは西部ラカイン州のアラカン王国の遺跡群が有名なミャウー郊外で移動を制限されながら生きるロヒンギャの村や州都シットウェで約13万人のロヒンギャ住民が隔離されている劣悪な国内避難民キャンプなどを訪れ、ロヒンギャの問題やラカインの情勢に関心を持つようになりました。 今回はフォトグラファーの目線でミャンマー西部ラカイン州で生きるロヒンギャやラカインの人々、バングラデシュの難民キャンプの現状などを伝え、混迷が続くミャンマーについて関心を持ってもらうきっかけになればと思います。
オンラインでの開催です。ぜひお気軽にご参加ください!
開催概要
日時:2024年11月27日(水)19:00~20:30
場所:オンライン(ZOOM)
スピーカー:新畑克也さん(写真家)
参加費:①無料 ②ミャンマーへの寄付つきチケット1口500円(2口以上のご寄付はチケットを口数分お申込みください。)
*活動費にできるだけ多く回すため、今回の寄付つきチケットの寄付額については領収書をお送りしません。領収書が必要な方は、ご連絡ください。
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
参加方法:お申込みいただいた方に、開催の2日前にZOOMのURLをご連絡します。