【12.20オンライン開催】<パレスチナ連続講座>第1回 ガザ この大地の上に私たちは〈未来〉を植える
- イベント
10月7日の戦闘開始以降、ガザの状況は最悪を更新し続け、即時停戦への道筋は見えないまま、ガザ地区全域で昼夜問わず非常に激しい空爆が続いています。
パルシックは11月2日に「ガザの声 緊急集会~ビデオメッセージから、市民社会ができることを考える~」と題したオンラインイベントを開催し、ガザの現状、ガザで暮らすスタッフの声、そしてその背景事情についてお伝えし、皆さんとの質疑応答を通して、市民社会の一員として私たちができることを共に考える機会を持ちました。
この機会をスタートとし、パレスチナについて深く学び、考え、向き合うすべを見つける場を持ち続けるため、パレスチナに様々な形で関わり続ける方々を講師としてお招きする連続講座を企画しました。
第1回目は、現代アラブ文学とパレスチナ問題を長年研究されている早稲田大学文学学術院・教授の岡真理先生にお話しいただきます。
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岡先生より
今、世界注視のなかで、ガザのジェノサイドと民族浄化が進行しています。攻撃から60日目、ガザの死者は15,000人を超え(うち子どもは6,000人以上)、230万の住民の住宅の半分が破壊され、すでに170万人が住いを追われ、避難先の中部・南部も攻撃にさらされています。メディアの報道からは隠されているこの暴力の根源、問題の起源とは何なのか、私たちが目指すべき解決とは何なのか、考えます。
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オンラインでの開催となります。どなたでもどうぞお気軽にご参加ください。
開催概要
日時:2023年12月20日(水)19:30~21:00
場所:オンライン(ZOOM)
スピーカー:岡 真理さん(早稲田大学文学学術院・教授)
参加費:①無料 ②パレスチナへの寄付つきチケット1口500円(2口以上のご寄付はチケットを口数分お申込みください。)
*活動費にできるだけ多く回すため、今回の寄付つきチケットの寄付額については領収書をお送りしません。領収書が必要な方は、ご連絡ください。
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
参加方法:お申込みいただいた方に、開催の2日前にZOOMのURLをご連絡します。
スピーカーのご紹介
岡 真理さん(早稲田大学文学学術院・教授)
専門は現代アラブ文学とパレスチナ問題。学生時代にガッサーン・カナファーニーの小説を通してパレスチナ問題とアラブ文学に出会い、以来、現代世界を生きる人間の思想課題として<パレスチナ>について考究する。著書に『アラブ、祈りとしての文学』、『ガザに地下鉄が走る日』(いずれも、みすず書房)、『ガザとは何か』(大和書房、2023年12月24日刊行予定)ほか。