【3.20開催】ガザの声を伝えて~パレスチナ駐在員が見た占領の日常と10.7以降~
- イベント
昨年10月7日ガザでの戦争が勃発したまさに当日、パルシックは東京でお菓子のクナーファをテーマにして、パレスチナの豊かな文化を紹介するイベントを開催中でした。
戦争開始から5ヶ月が経過し、ガザ、そしてパレスチナをめぐる状況は最悪という言葉の果てが見えないほどの困難の中にあり、パレスチナの人びとの命、そして文化は破壊され、奪われ続けています。
パレスチナで何が起こっているのか。
現在パレスチナより一時帰国中でガザ事業担当の吉田が、ヨルダン川西岸地区で暮らす中で感じた占領下の日常、10.7以降のガザスタッフとの日々のやりとり、絶望的な状況で必死に生き延びようとするガザの人びとの姿やパルシックの緊急支援について、さらに帰国後の日本での活動など、オンラインではお話しできなかったことをお伝えします。
パレスチナでも定番のスイーツで、中央アジアから北アフリカまで広く愛されるお菓子のバクラヴァを味わいながら、パレスチナのことを一緒に考えてみませんか。
開催概要
日時:2024年3月20日(水・祝日)14:00~15:30(開場13:30)
場所:千代田区 万世橋区民館 8F洋室D
(住所:東京都千代田区外神田1丁目1−13)
参加費:1,000円(アラブ菓子「バクラヴァ」とフェアトレードの飲み物つき)
*要申し込み。参加費のうち経費を差し引いた分をパレスチナでの活動に使わせていただきます。
内容:
1)パレスチナの歴史とガザの基本情報
・パレスチナ問題・ガザの基本をおさらい
・戦争以前の占領下での生活について(ヨルダン川西岸地区)
2)ガザの現場の状況と緊急支援の報告、アドボカシー活動等について
・オンラインイベントでは伝えられなかったガザの現場
・緊急支援の活動報告(動画を含む)
・帰国後の活動について
3)お菓子を食べながら交流タイム(Q&A)
定員:30名
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://parcic-palestine202403.peatix.com
<会場アクセス>
・JR秋葉原駅電気街口から徒歩3分
・都営新宿線小川町駅から徒歩7分
・東京メトロ丸ノ内線淡路町駅から徒歩7分
・東京メトロ銀座線神田駅須田町口から徒歩5分
スピーカーのご紹介
吉田(パレスチナ・西岸事務所 プログラム・オフィサー)
広島県出身。大学卒業後、NGOでヨルダンのシリア難民PTSDケアに従事したのち、大学院ではヨルダンでの調査活動や国連でインターンをするかたわら、アフガニスタン留学生らと四六時中、平和のありかたをお茶しながら語り合う濃密な時間を過ごす。卒業後は、広島の民間企業で平和関連業務、政府外郭団体にて条約難民や難民申請者への支援を行いパルシックに入職。精神保健福祉士を目指して日本福祉大学を単位取得で卒業し、パレスチナ駐在へ。