【8.28オンライン開催】パレスチナの声 ~10月7日から10か月、ガザとヨルダン川西岸から~
- イベント
*イベントでは、たくさんのご質問をいただきありがとうございました。当日、時間がなく回答できなかったご質問への回答を掲載しました。
ご質問 | 回答 |
10月以降、西岸などのイスラエル人の態度に変化は見られますか?兵士と同じように、より暴力的な傾向にありますか?交流が途絶えたようなこともありますか? 東京でデモに参加しているのですが、怒鳴りつけるなど威嚇してくるイスラエル側の人が徐々に増えている印象があります。正直、怖くなることもあります。 | まずは、デモへの参加ありがとうございます。10月以前からイスラエル軍や違法入植者によるパレスチナ人に対する暴力は日常茶飯事でしたが、10月以降さらに酷くなっています。幸い、私たちが直接襲われるようなことはありませんが、西岸の事業地では、襲われるだけではなく、畑に放火されたり、道路を塞がれたり、自治体の車を強奪されています。10月7日以前から、西岸地区は分離壁に囲まれており、特別な許可がない限り、イスラエル側に行くことができません。したがって、西岸のパレスチナ人が接点を持つイスラエル人というのは、パレスチナ人に対して銃口を向けているイスラエル軍か、上記の通り上記の通りパレスチナ人に暴力をふるう違法入植者です。(ヤラ) |
アメリカのユダヤ系の若い人たちがガザの実態を知り、これまで教えられてきたことは嘘だったと気づき始めて運動を起こしているというドキュメンタリー番組を観ましたが、もしイスラエルやアメリカのユダヤ人がガザの実態を知るために訪ねてきたとすれば、どのように迎えますか? | アメリカ(に限らず、イスラエル以外)のユダヤ人が、ガザそしてパレスチナのために連帯してくれて、声を挙げてくれていることを知っていますし、感謝しています。彼ら彼女らが、パレスチナの実態を知りたいと思ってくれることは歓迎します。しかし、個人的に、イスラエル人とは「停戦交渉もしくは占領をどうやって終わらせるか」についての具体的な話以外では、今は冷静に話し合えるとは思えません。(ヤラ) |
日本のグループは日本の中でだけでの協働ですか。国際的な連携、協働に関してお聞きしたいと思っておりました。ガザの状況についてのご報告はありがたいと思いますが、AlJazeeraにアクセスしたら得られる情報に超えるものがありません。何かしたい一市民ですが、金銭的な援助に限れば非常に限られた力しかありません。多くの活動団体がどのように連帯しているのか、これがわかったら、こちらからの援助もやりやすいかと思いました。 | UNRWAの活動は継続しています。具体的には、ヘルスクリニックの運営や小麦粉の配付などです。9月1日から開始するポリオワクチン接種キャンペーンにも、UNRWA職員も参加します。 |
異常な戦争状態がガザの人びとの日常と化して、この8月で10か月が過ぎようとしています。ガザのみならずヨルダン川西岸への暴力も激化、パレスチナを取り巻く状況は悪化の一途を辿るばかりか、今や争いは周辺国へも拡大し、即時停戦への人びとの願いは踏みにじられたままです。
パルシックは昨年11月より、皆さまにお寄せいただいたご支援をもとに、絶望的な状況で必死に生き延びようとするガザの人びとの命をつなぐため、食料配布や避難キャンプへの水タンク設置など、緊急支援を続けてきました。
これまでのパルシックの活動やガザ、そして西岸の人びとの様子、またパレスチナをめぐる経緯や最新の現地状況など、パレスチナ現地駐在員からの報告に加え、ガザ事務所や西岸事務所の現地スタッフのインタビューを通して、パレスチナの人びとが置かれている状況や今の声をお伝えします。
イベントの後半では、駐在員と西岸スタッフが皆さまのご質問にお答えする時間を設ける予定です。
オンラインでの開催となりますので、皆さまどうぞお気軽にご参加ください。
開催概要
日時:2024年8月28日(水)19:00~20:00
場所:オンライン(ZOOM)
参加費:①無料 ②パレスチナへの寄付つきチケット1口500円(2口以上のご寄付はチケットを複数枚お申込みください。)
*活動費にできるだけ多く回すため、今回の寄付つきチケットの寄付額については領収書をお送りしません。領収書が必要な方は、ご連絡ください。
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://parcic-palestine202408.peatix.com/
参加方法:お申込みいただいた方に、開催の2日前にZOOMのURLをご連絡します。