【10.16オンライン開催】<パレスチナ連続講座>第5回 パレスチナ問題の「いま」:ガザ情勢が浮かび上がらせる課題
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ガザ地区での戦闘が始まってから、間もなく1年を迎えます。昨年12月、市民社会の一員として私たちがパレスチナに何ができるのか、考えるための拠りどころとしてスタートしたこの連続講座が5回を数える今も、停戦への道筋が見えないばかりか、今やその戦線は隣国レバノンにまで広がり、市民の犠牲はガザ地区の保健省によると少なくとも4万1,000人以上、レバノンでも2006年レバノン侵攻以来最悪の700人を超え、空爆の激化で新たに15万人以上が家を追われています。
9月下旬からニューヨークで開かれている国連総会の一般討論演説では、軍事作戦を続けるイスラエルを各国首脳が相次いで非難し、会場の周辺では即時停戦を求める市民が大規模なデモを行うなど、これまでになく国際社会の圧力が高まっています。
それにもかかわらず、これほどに大規模かつ凄惨な戦闘が、国際社会が注目するなかで長期にわたって続いているのはなぜなのでしょうか。
パレスチナ連続講座第5回は、東京大学中東地域研究センターの鈴木啓之先生にお話を伺い、最新のガザ情勢を整理した上で、この出来事がパレスチナ問題全体と世界に与えているインパクトを改めて考えます。
オンラインでの開催となります。どなたもどうぞお気軽にご参加ください。
開催概要
日時:2024年10月16日(水)19:00~20:30
場所:オンライン(ZOOM)
スピーカー:鈴木啓之さん(東京大学中東地域研究センター・特任准教授)
参加費:①無料 ②パレスチナへの寄付つきチケット1口500円(2口以上のご寄付はチケットを複数枚お申込みください。)
*活動費にできるだけ多く回すため、今回の寄付つきチケットの寄付額については領収書をお送りしません。領収書が必要な方は、ご連絡ください。
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://parcic-palestine202410.peatix.com/
参加方法:お申込みいただいた方に、開催の2日前にZOOMのURLをご連絡します。
スピーカーのご紹介
鈴木啓之さん(東京大学中東地域研究センター・特任准教授)
博士(学術)。日本学術振興会特別研究員(日本女子大学)、同海外特別研究員(ヘブライ大学ハリー・S・トルーマン平和研究所)を経て、2019年9月より現職。専門は中東地域研究(中東近現代史)。著書に『蜂起〈インティファーダ〉』(東京大学出版会)、共編著に『パレスチナを知るための60章』(明石書店)、『パレスチナ/イスラエルの〈いま〉を知るための24章』(明石書店)、編著に『ガザ紛争』(東京大学出版会)、共訳書にラシード・ハーリディー著『パレスチナ戦争』(法政大学出版局)がある。
パレスチナ連続講座アーカイブ
▼ParcicChannel パレスチナ連続講座アーカイブ(全4回)
https://youtube.com/playlist?list=PLB3OxNw8J0VnOIKW23zA9j7wO7eJ4uCN1&si=N0Ic9iV0f9MT8-VG