【2.20オンライン開催】トルコ・シリア地震から1年、被災地の今
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2023年2月6日、トルコ南東部のシリア国境地域でマグニチュード7.8の大地震が発生しました。これにより、トルコでの死者は5万人以上、避難を余儀なくされた人は300万人に上りました。また震源地に近かったシリア北部では、5,900人以上が亡くなり、35万人以上が避難を余儀なくされました。
パルシックは、地震発生の翌日からスタッフを被災地に派遣し、緊急支援活動を行ってきました。発災直後は、食料や医療品の配付など被災者の命をつなぐ活動を、その後時間の経過につれて、トルコでは政府や国際機関による支援が届きにくい農村部に活動を移し、シリアでは、地震により破損した給水設備や校舎の修繕など、現場の流動的なニーズに応えてきました。
地震発生から1年。トルコの被災地は、地震により崩壊した建物の瓦礫が撤去され更地になっている区画や建設が行われている区画がある一方、一歩路地に入ると未だに瓦礫が残されたままになっている空間がぽっかりとあるなど、復興はまだまだ道半ばです。また、農村部は都市部と比較して復興がかなり遅れており、いまだにコンテナで避難生活をしている世帯も多くあります。
そしてシリアでは、冬の大雨の影響で地盤がしっかりしていない土地に建つ難民キャンプ地での洪水の被害など、地震の被害が回復していない状況で、別の災難が降り注いでいます。
地震発生から1年経った現地の様子もお伝えしながら、この1年、パルシックが皆さまからのご寄付やジャパン・プラットフォームの助成で実施した活動について、トルコ事務所駐在からお話しします。
開催概要
日時:2024年2月20日(火)19:00~20:00
場所:オンライン(ZOOM)
スピーカー:大野木雄樹、土橋弘 (パルシックトルコ事務所)
参加費:無料
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://parcic-turkeysyria2024.peatix.com
参加方法:お申込みいただいた方に、開催の前日までにZOOMのURLをご連絡します。