【2.16開催】トルコ・シリア地震支援 緊急報告
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2月6日(月)未明、トルコ南部のガジアンテップ北西部を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生しました。
パルシックは、発災翌日に被災者支援の開始を決定しました。
この支援へのご寄付を呼びかけると同時にスタッフをトルコのガジアンテップに派遣し被災状況やニーズの把握、提携団体と支援物資の配付調整を進めています。また、シリアでは、現地提携団体に支援金を送金し、医療品の調達と配布準備を開始しました。
トルコおよびシリア両国でこれまでに3万人を超える死者が確認されています。
地震の被害は甚大で広範囲にわたり、両国合わせて被災者は2,600万人に上ると推定されています。
冬の寒さが厳しい被災地で、多くの人が家を失い、学校やモスク、車や公園で避難生活を始めています。
この緊急集会では、2月7日に支援を開始してから約1週間がたち、現場の様子と今後の支援予定について報告します。
開催概要
日時 :2023年2月16日(木)19:30~20:15
場所 :オンライン(ZOOM)
参加費:無料、寄付つき500円(要予約)
*活動費にできるだけ多く回すため、今回の寄付つきチケットの寄付額については領収書を発行しません。領収書が必要な方はご連絡ください。
内容:
1. 支援現場からの緊急報告
2.今後の支援活動について
スピーカーのご紹介
大野木 雄樹(おおのぎ ゆうき)
2015年から2022年まで、トルコ、レバノンを拠点にシリア難民支援事業およびシリア国内事業に従事。今回の地震でガジアンテップに派遣され、調査及び支援活動を開始している。
▽パルシックのトルコでの活動
2015年10月からトルコ南部のシリアとの国境地帯にあるシャンルウルファ県でシリア難民支援を開始し、食糧配布、越冬支援、子どもの保護事業を2019年4月まで行いました。
トルコにおけるシリア難民支援事業(2015年10月~2019年4月)
▽パルシックのシリアでの活動
2019年からシリア国内で食糧配付や農業生産を通じた食糧支援を実施しています。
- シリア国内避難民・帰還民の生活再建支援(2019年4月~)
- シリア北東部の新規国内避難民への緊急食糧支援(2019年12月~2020年3月)