【レバノン緊急クラウドファンディング】 戦闘を逃れ避難する人たちとシリア難民の子どもたちへの越冬支援
- お知らせ
2023年10月に始まったレバノン南部国境地帯でのイスラエルとの武力衝突の影響で、レバノンでは国内避難民の数が増加しています。今年9月からは北東部と東部さらに首都ベイルートでも連日激しい爆撃が行われており、現在の国内避難者数は人口の約1/5にあたる100万人以上といわれ、多くの人たちが学校などの公共施設を間借りする形で各地に開設されている仮避難所で避難生活を送っています。
急激な治安状況の悪化で、人びとは必要最低限のものだけを持って、各々の家を出てきました。根本の政治的問題の解決に向けた糸口は、いまだ見出されておらず、避難民の避難生活は長期化することが見込まれます。避難先はこれから厳しい冬を迎えますが、寝具も防寒具も持たない家族が大勢います。
また、レバノンに150万人いるとされるシリア難民を取り巻く状況もより一層厳しさを増しています。パルシックは2016年から、レバノンでシリア難民の支援をしていますが、ここ数年は、物価の高騰で灯油を買うことができなくなったレバノン北部アルサールの学校にクラウドファンディングで灯油を届けてきました。
今年は、ソーシャルグッドに特化したクラウドファンディングプラットフォーム「for Good」でご寄付を募り、厳しい冬を迎えるレバノンで、避難生活を送る人たちとシリア難民の子どもたちが通う学校への越冬支援を行います。
どうか皆さまの温かなご支援をよろしくお願いいたします。
寒さの厳しいレバノンで、戦闘を逃れ避難する人たちとシリア難民の子どもたちが通う学校に防寒具や灯油を届けたい!
募集期間:2024年11月6日(水)~2025年1月16日(木) 目標金額:120万円 for Goodクラウドファンディングページ: https://for-good.net/project/1001324 |
*for Goodは「ソーシャルグッド」に特化したクラウドファンディングで、通常、実行者が支払う手数料を支援者さまがシステム利用料(220円+決済手数料5%)を支払うことで、プロジェクトの実行者がご支援を全額受け取ることができるクラウドファンディングプラットフォームです。
寄付金の使い道について
山岳レバノン県シューフ郡の避難者の多い市町の1つであるシェヒン町の避難施設にて、避難している女性と子どもを含む130人に対して、避難生活支援と冬場の防寒対策として寝具と防寒着の配付を行います。また、国内でのシリア難民の数が特に多いと言われる県の1つバールベック・ヘルメル県のアルサール市にて越冬支援として、シリア難民の子どもたちが通う学校に灯油を届けます。
寝具セット 4,500円×130人 | 585,000円 |
防寒具 1,500円×130人 | 195,000円 |
灯油 1.5か月分 (*) | 400,000円 |
その他(輸送代・通信費など) | 20,000円 |
合計 | 1,200,000円 |
*厳冬期は、12月~3月にかけての3か月ですが、残りの1.5か月分は、これまでシリア難民のためにパルシックにお寄せいただいたご寄付で購入します。
国内避難者の多くが、爆撃が連日行われているレバノン南部の南レバノン県とナバティエ県からきています。多くの人が生活に最低限必要なのものだけを持ち避難してきました
シリア難民の子どもたちが通う学校があるレバノン北部アルサールのシリア難民キャンプ。冬は厳しい寒さ
寄付金控除について
パルシックは認定NPO法人です。パルシックへのご寄付は、確定申告によって所得税、法人税、相続税などの寄付金控除を受けることができます。 地方自治体によっては住民税も控除の対象となります。詳しくはお近くの税務署までお問合せください。
寄付金領収書について
for Goodから当団体への入金日(2025年3月7日)が領収書の発行日となります。また、領収書の発送も2025年3月7日以降となりますことをご了承ください。寄付金領収書の宛名は、お手続きいただいた名前となります。確定申告にはパルシック発行の領収書が必要です。領収書は無くさないよう保管してください。