特定非営利活動法人 パルシック(PARCIC)

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パレスチナ・ガザ緊急支援を続けるためのご寄付のお願い

  • お知らせ

更新情報:
【12月28日】現地への送金を実施し、羊農家70世帯に支援を届けました
【2月14日】避難場所に仮設トイレを設置しました
【4月15日】食料、衣料品、仮設テント資材を配付しました
【5月30日】 夏の暑さで悪化する衛生環境への対応
【10月4日】パレスチナ・ガザ緊急支援を続けるためのご寄付のお願い

ガザの人びとの命を守るために緊急支援を続けたい

パレスチナ・ガザ地区では未曾有の人道危機が続いており、人びとは明日をも知れぬ極限状態で今を生きています。人口の9割以上が国内避難民となり、食糧や清潔な水、衛生用品などが圧倒的に不足するなか、ガザ地区全域で感染症が蔓延しています。イスラエル軍による大規模な無差別攻撃により、インフラは徹底的に破壊されました。医療体制は崩壊し、医療従事者による懸命な治療にもかかわらず、四肢を失う決断を迫られた人びと、また大やけどで重傷を負った人びとなども多く、一命をとりとめた後も想像を絶する苦しい状況が続いています。また、深刻な飢餓による死の危険が、特に子どもたちを襲っています。

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ラファへの地上侵攻に伴い新たに避難してきた人びとのテント

2023年11月以降、パルシックは皆さまからお寄せいただいた温かいご寄付で、ガザスタッフが中心となり、ガザ地区中南部の国内避難民を対象に緊急支援を行ってきました。これまで現金給付を116世帯、食料バスケットを180世帯、おむつを135世帯、仮設テントの補強用ナイロンシートを120世帯、水汲み容器を1,420世帯に、それぞれ配付しました。また、ラファ県にトイレ3基を設置し、飲料水用の水タンク計26基をデイル・アル・バラ県の避難民キャンプ8ケ所に設置することができました。併せて、ジャパン・プラットフォームの助成により、ガザ地区中南部の国内避難民を対象に、食料バスケットを計3,660世帯、衛生用品を計1,895世帯に、衣料品を計900世帯にそれぞれ配付しました。

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パルシック ガザスタッフのサハルが、2023年10月にミサイルによって破壊された、ガザ地区にある実家に1年ぶりに訪れ、当時の様子を話してくれました。

戦闘が止まずに出口の見えない苦しみが続く中、ガザ地区はこれから寒い雨季を迎えます。既に10回以上も避難を繰り返している人びとも多く、テントでの長期間にわたる避難生活は人びとの体力を奪い、衛生環境の悪化から命の危機をもたらしています。

緊急支援のニーズは甚大です。パルシックは引き続きガザスタッフの熱い想いと共に、衛生用品や冬の衣料品を含む緊急支援物資の配付を計画しています。

皆さまからの想いも一緒にガザの人びとに支援をお届けいたします。どうか温かいご寄付をよろしくお願い申し上げます。

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緊急支援の経緯(以下は、2023年10月14日に緊急支援を立ち上げた際の文章になります)

10月7日から始まったパレスチナ・ガザ地区の抵抗勢力ハマスからの奇襲攻撃とイスラエル側からのミサイルの応酬は現在も続いており、双方で多数の民間人が犠牲となっています。1973年の第四次中東戦争以来の大規模な武力衝突が瞬く間に激化し、現地時間の10月12日時点で、双方の死者はあわせて2,300名を超えており、負傷者もイスラエル・ガザともに数千人を超えています。パルシックは双方の犠牲者、特に、子どもや女性を含む民間人の犠牲に、心より哀悼の意を捧げます。多くの民間人を巻き混み、無差別に殺戮する暴力行為は、国際人道法違反であり、私たちは双方に対して即時の暴力の停止を求めています。

日本のNGOによる外務省への要請文:イスラエル・パレスチナにおける武力行為の即時停止への働きかけを求めます(2023年10月11日発出)

ガザ地区は2007年以降、イスラエルに軍事封鎖をされ、「天井のない監獄」と呼ばれています。人びとはガザ地区の外に出ることを禁じられ、物流も制限されて、慢性的な困窮状態にあります。避難する場所も限られている小さな地域で、数年おきに大規模な衝突も勃発してきました。

パルシックは皆さまからのご寄付をいただき、2014年の51日間戦争後に被災者緊急支援を開始しました。2014年の緊急支援の後も、ガザの人びとが少しでも生活を取り戻せるように復興支援を続け、2018年からは特に酪農・畜産農家を対象に生計支援を行ってきました。今回の交戦が始まる数日前には、私たちは今年から新たに事業に加わった20世帯の羊農家と一緒に羊小屋の建て替えを行い、羊を配付して、皆で「いよいよこれから畜産を通して生計向上を目指そう!」と意気込んでいるところでした。羊を受け取って喜んでくれている農家の子どもたちの顔を、今でもはっきりと覚えています。

パルシックのパレスチナでの活動

2014年から現在までの約10年間、何度空爆にさらされても粘り強く立ち上がってきたガザの人びとから「私たちを支援してくれる日本政府や日本の市民の皆さまにどうか心からの感謝を伝えてください」と、私たちは幾度も感謝の言葉を受け取ってきました。また、ガザ事務所の現地スタッフは、自分たちも何度も被災し、家族や大事な人を失うという経験をしながらも、ガザの人びとの復興に取り組んできました。

10月12日現在、イスラエルによって電気、水、燃料、食料の供給を断ち切られ、安全な場所などないガザ地区の中で、止まない空爆から逃げ回り、ガザの人びとは心身ともに困憊し、今や戦争の終わりを祈り続ける力も尽きようとしています。

停戦への道筋が未だ見えない中ですが、パルシックは被災した人びとへの緊急支援を行います。今後活動が可能になった段階ですぐに緊急支援を送るために、現地と調整し情報収集を続けて準備を行っています。今の時点では、まずは食料と医薬品などの提供が必要となる予定です。皆さまからの温かいご支援をお願いいたします。

パレスチナ支援へのご寄付のお願い

パレスチナへ継続した支援を届けるため、月々500円〜で参加できるパレスチナサポーターを募集しています。単発でのご寄付もお選びいただけます。

サポーターになると...

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  • サポーターの方向けの、駐在員を交えた交流会情報をお届けします。
  • ご希望の方に、半年に一度、パルシックの活動レポート「民際協力ニュース」を郵送でお届けします。
  • パルシックは東京都から認定を受けた認定NPO法人です。パルシックへのご寄付は寄付金控除の対象となります。

銀行振り込みで寄付する(単発寄付のみ)

下記の口座へのお振込みと、領収書発行に必要な情報をフォームよりご連絡をお願いいたします。「寄付先事業の指定」欄に必ずパレスチナとご明記ください。ご入金確認後に、担当者よりご連絡を差し上げます。

ゆうちょ銀行(ゆうちょ銀行から)
●記号:10180
●番号:77335011
●名義:特定非営利活動法人パルシック

ゆうちょ銀行(ゆうちょ銀行以外から)
●店名:〇一八
●店番:018 (普通)7733501
●名義:特定非営利活動法人パルシック

※ 銀行からお振り込みをされる際は、お振込み人特定のために必ず「寄付先事業の指定」欄に必ずパレスチナとご明記の上フォームよりご連絡ください。

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NPO法人パルシック(以下、パルシック)は2017年11月1日に東京都より認定NPO法人として認定されました。これにより、パルシックへのご寄付は、確定申告によって所得税、法人税、相続税などの寄付金控除を受けることが出来ます。

地方自治体によっては住民税も控除の対象となります。詳しくはお近くの税務署までお問い合わせください。

寄付金領収書に関するお願い・ご注意

  •  確定申告にはパルシック発行の領収書が必要です。領収書は失くさないよう保管してください。
  •  寄付金領収書の宛名は、お支払いの際にお手続きいただいた名前となります。
  •  連名の寄付金領収書は確定申告に使用できません。ご夫婦・ご家族等の連名でのご寄付の場合は、寄付金領収書の宛名となる代表者のお名前・ご住所等をご入力ください。

所得税の場合

確定申告をすると、寄付金額合計の40%の税金の還付を受けることが出来ます。所得税の控除は、税額控除、所得控除から有利な方を選ぶことができます。多くの場合は、税額控除を選択するほうがより多くの金額が控除されます。

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